合成麻薬MDMAなど過去最大の9万錠押収 末端価格約6億円相当

厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部は19日、合成麻薬MDMAなど約9万錠(末端価格約6億円)を押収したと発表した。全国の麻薬取締部による押収量としては過去最大で、2024年の国内の押収量の約4割に相当するという。【図解】麻薬取締部押収の薬物、どう処分?麻薬取締部によると、6月27日、東京都豊島区の民泊施設でMDMAなどを含む錠剤計約44キロを発見して押収。その場にいた英国籍で住所不定、無職、プリーストリー・ウィリアム・アルバート被告(58)を麻薬取締法違反(営利所持)の疑いで現行犯逮捕した。

 被告は、外国人男性2人らと共謀して英国からインド経由で羽田空港(東京都大田区)にMDMAを密輸したなどとして同法違反(営利目的輸入など)で起訴されている。

 麻薬取締部は、海外の密売組織が絡んでいるとみて調べている。【長屋美乃里】

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