教員らが児童の盗撮画像をSNSグループに共有していたとされる事件で、名古屋地検は19日、メンバーの1人で神奈川県の教員の男を女の子の下着を盗撮し、共有したとして起訴しました。
19日付で起訴されたのは、神奈川県の教員・石川勝也被告(28)です。
起訴状などによりますと、石川被告は2024年9月から12月にかけ神奈川県内の施設で当時9歳と11歳の女の子の下着を盗撮し、その動画などを教員らが参加するSNSのグループに共有した罪に問われています。石川被告は、逮捕当時、警察の調べに対し「性的欲求を満たすため」などと供述し、容疑を認めていました。
これまでに一連の事件をめぐっては、グループを管理していた名古屋市の小学校教諭・森山勇二容疑者(42)らメンバー5人が摘発されています。グループには約10人の教員が参加していたということで、警察は残るメンバーについても捜査を進めています。