両容疑者GSでトランクを誤って開放、内部に下着のみの男性を従業員が目撃し110番…栃木の死体遺棄

男性の遺体を乗用車内に放置したとして男2人が逮捕された事件で、男らが今月14日、栃木県内のガソリンスタンドで給油した際、トランクを誤って開けたため、内部に人のようなものが入っているのを見た従業員が110番していたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。男性は下着のみを着用し、複数の外傷があった。栃木県警はトラブルに巻き込まれた可能性が高いと判断。県警さくら署に特別捜査班を設置し、41人態勢で捜査を進めている。【図表】「ここ10年で治安は悪くなった」と回答…思い浮かべた犯罪のトップは?
死体遺棄容疑で逮捕されたのは、自称同県高根沢町の無職の男2人(いずれも23歳)の両容疑者。2人は17日に同容疑で宇都宮地検に送検された。
発表によると、2人は16日午前0時45分頃、さくら市馬場のさくら署の駐車場で、県央に住む無職の男性(18)の遺体をセダンタイプの乗用車に放置した疑い。2人は16日未明にこの乗用車で同署を訪れ出頭した。
捜査関係者によると、特徴などから、14日にガソリンスタンドで目撃された車は、同署に出頭した際に乗っていたものと同一とみられる。県警は18日に司法解剖し、死因などを調べる。
県警は暴力団などが事件に関与している可能性を視野に捜査している。「遺族への2次被害を避ける」として、男性の氏名などは公表していない。

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