森田尚希被告「飲み放題5000円」のはずが…レンタルスペースで“ぼったくり”被害 なぜ悪用される? 2つの理由を記者が解説

ABCテレビ・大阪府警担当の記者が関西で起きた事件を取材し徹底解説する「なにわ事件簿」。インフルエンサーとやり取りしていたはずが…いつの間にか“別人”に? SNSで副業持ちかけ詐欺か 巧妙な手口の実態今回は“ぼったくり”の新手口についてです。
事件は去年11月、大阪・ミナミで起こりました。被害にあったのは20代の男性です。

 男性はマッチングアプリで知り合った女と2カ月ほど連絡を取り合った後、会うことになったそうですが、女性から「バーに行こう」と誘われ、バーでは店員から「飲み放題5000円」と説明があったといいます。

 しばらくすると、店員から「女性が頼んだ酒は飲み放題とは別、1杯3000円」と金を要求。

 さらに「あなたの対応に人を取られて、店に損害が出た」などと言われ、男性は計962万円を支払いました。
この事件に関与したとして、男女10人が逮捕されました(うち9人起訴)。バーに誘った女はサクラで、店員も実際の店員ではありませんでした。

 詐欺の疑いで逮捕・起訴された森田尚希被告が「指示役」だったとみられます。

 ここまでは一見、いわゆる「ぼったくりバー」のように見えますが、この事件の現場となったバーは実は「レンタルスペース」として貸し出されていた場所でした。

 今回、事件の舞台となった「レンタルスペース」を取材しました。
記者リポート
「大阪ミナミのぼったくり被害があったレンタルスペース、今回特別に取材を許可されました。中に入りますと、まず目に入るのが、お酒のボトル。20本ほど並んでいるでしょうか。

「そして磨き上げられたグラスがたくさんあります。手前にはカウンタ-、店の奥にはボックス席。これはレンタルスペースというより“バーそのもの”ではないでしょうか」

 いったい、どういうことなのでしょうか?レンタルスペースのオーナーに、話を聞くと…

レンタルスペースのオーナー
「24時以降がバー営業をしていて、それ以外の時間帯をレンタルスペースとしていろんな方にお貸ししている」

 オーナーによると、バーはミナミで働く若者やキャバクラのアフター利用を見込んで、深夜0時から朝方までの営業。

 それまでの時間を、結婚式の二次会やドラマの撮影など、レンタルスペースとして1時間約4000円から6000円で仲介サイトを通じて、貸し出しているといいます。

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