車を運転中に睡眠時無呼吸症候群(SAS)の影響で歩行者をはねて死亡させたとして、東京地検は14日、東京都中野区、無職原直樹容疑者(34)を自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致死)で在宅起訴した。SASを理由に危険運転致死罪で起訴するのは異例だ。
同地検によると、原容疑者は今年4月3日早朝、東京都世田谷区を走行中、SASの影響で居眠り状態に陥り、横断歩道を渡っていた70歳代の男性をはねて死亡させたとされる。
過失運転致傷容疑で現行犯逮捕された原容疑者について、同地検はSASで正常な運転ができない恐れがあることを認識していたと判断して危険運転致死罪を適用した。