福島県郡山市の磐越自動車道で部活動の遠征先に向かっていた私立北越高校(新潟市)の生徒18人が死傷したバス事故で、福島県警が同校の関係者から任意で事情を聞いたことが捜査関係者への取材で分かった。自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で逮捕された無職の男(68)がドライバーを務めることになった経緯について詳しく調べる。【一覧】一目でわかる…バス会社と高校の主張の主な違い
捜査関係者によると、16日に捜査員が同校を訪れ、関係者から話を聞き、バスとドライバーを手配したバス会社「蒲原鉄道」(新潟県五泉市)との契約に関する書類などの提出を受けたとみられる。
県警は8日に同社を捜索しており、双方の資料から裏付けを進める。事故を起こしたバスは事業用の「緑ナンバー」ではなく、自家用車などの「白ナンバー」で、道路運送法が禁じる有償で人を運ぶ「白バス」行為に当たるかも調べる。
また、県警は16日にバスに乗っていた男子ソフトテニス部員からも事故当日の男の様子や走行中の状況を聞き取った。バスにはドライブレコーダーがなく、複数の生徒が「(男の)運転が荒かった」などと証言しており、事故原因を慎重に捜査する。
県警は18日午前、男を事故現場に立ち会わせ、実況見分を行う予定。