福島県の磐越自動車道で5月6日、マイクロバスが道路脇のガードレールなどに衝突し、乗っていた高校生1人が死亡、20人が重軽傷を負いました。これまでの経緯をまとめています。【動画】“8日間で3回事故”逮捕の運転手 請求書に「レンタカー」「人件費」記載 磐越道
警察によりますと、マイクロバスを運転していた若山容疑者が「大事な生徒さんを亡くならせてしまったりけがをさせてしまう大変な交通事故を起こしてしまったことを深く後悔している」と話していることが分かりました。
また、捜査関係者によりますと、バスに乗っていた新潟県の北越高校の一部の生徒が「運転が荒かった」と話しているということです。(5月12日午前8時更新)
11日夕方、北陸運輸局の担当者が「蒲原鉄道」に監査に入りました。
国土交通省の関係者への取材によると、去年5月からの1年間で、高校名義でのレンタカー契約が27件あったということです。
そのうち9件は「蒲原鉄道」の営業担当者が運転手と記されているものの、契約の中で「蒲原鉄道」の名前は一切、出てこないということです。(5月11日午後7時更新)
捜査関係者によりますと、マイクロバスを運転していた男(68)は、この数カ月の間に複数回の事故を起こしていますが、「体調と運転に不安はなかった」と供述していることが新たに分かりました。
今回の事故で、マイクロバスは衝突したガードレールをはぎ取るように、20〜30m止まらずに走行したとみられることが捜査関係者への取材から分かりました。
また、事故の2週間前から、3度も自動車事故を繰り返していたことがわかってきました。
新潟県の高校生ら21人が死傷した事故で10日夜、学校側が再び会見を開き、部活の顧問が出席しました。
男子ソフトテニス部 寺尾宏治顧問
「今回の遠征のバスの運行を依頼しました。その際に私が費用を安く抑えたいからレンタカーを手配してほしいと依頼したことはありません」
北越高校の男子ソフトテニス部の顧問は、「予算を抑えたいという学校側にレンタカーの手配を求められた」とする蒲原鉄道の説明を改めて否定しました。
そのうえで高校側が過去の請求書の項目を確認したところ、「貸し切りバス」と「レンタカー代・人件費」、2つのパターンがあったということです。
顧問は「総額を確認したが、項目は確認しなかった」としています。