猛スピードで交差点に進入し、軽乗用車に衝突する瞬間を防犯カメラがとらえていました。親子の命を奪う危険運転をした疑いで男が逮捕・送検されました。【写真を見る】「ずっと直線、みんなそのまんまのスピード」交差点で母親と中学生の息子が死亡 赤信号無視の男を逮捕・送検 富山これは7日午前5時30分ごろ。富山市八町の国道8号の交差点を映した防犯カメラです。
青信号で出てきた車が、信号無視で猛スピードで交差点に進入してきた車と衝突しました。
詳しく見てみると、信号が変わって数秒後に交差点を左に曲がる車。
その後ろからもう一台が交差点に入ってきた瞬間、猛スピードで交差点内に進入してきた車が衝突。防犯カメラの映像では一瞬で画面から消えたように見えます。
■赤信号でも行ってやろうと思って交差点に…
梶谷昌吾 記者
「杉林容疑者を乗せた車が富山中央警察署から出てきました」
危険運転致死の疑いで逮捕・送検されたのは舟橋村の会社員、杉林凌容疑者(26)です。
警察によりますと、杉林容疑者は7日午前5時半ごろ、富山市八町の国道8号交差点に赤信号を無視して進入し、右から来た軽乗用車と衝突しました。
この事故で軽乗用車に乗っていた上田絵莉加さん(38)と息子で中学生の壮芽さん(14)の2人を死亡させた疑いがもたれています。
杉林容疑者は「赤信号でも行ってやろうと思って交差点に入った」と容疑を認めています。
■ずっと直線だから、そのまんまのスピードで
梶谷昌吾 記者
「事件現場となった国道8号です。容疑者の男の車は赤信号を猛スピードで交差点に進入し、青信号を進行してきた車と衝突しました」
国道8号の法定速度は60キロ。近くで働く人によりますと、早朝、明らかに法定速度を越えて走る車をよく見るといいます。
近くで働く女性
「ずっと直線やから、みんなそのままのスピードで無理やり行ってしまう。朝だから赤で行っていいわけではないしやめてほしい」
■他の車を競い合っていた可能性も…
捜査関係者によりますと、杉林容疑者は法定速度の60キロを大きく上回る速度で乗用車を運転し赤信号を無視。その際に他の車とスピードを競い合っていた可能性があるということです。
■運転手の身勝手な行動
9日も現場には知人や近所の人などが訪れ、上田さん親子の死を悼みました。
花を手向けた女性
「まだまだ中学生で今から未来があるのに。正直言って運転手の身勝手な行動」
親子を知る女性
「(壮芽さんは)本当にやんちゃだったんですけど、すごいかわいくて、人懐っこくて友達もたくさんおって…。本当に軽率な気持ちが取り返しのつかないことを起こしてしまうんだなって…。そこはちゃんと法に則ってしっかりと裁かれてほしいと思います」
警察は、事件の経緯や当時の状況について詳しく
調べています。