狩野仁琉容疑者東京・上野の4億円強奪事件、逃走車を埼玉の公園で発見…栃木まで北上後に南下し追跡捜査のかく乱狙ったか

東京・上野の路上で現金約4億2300万円を奪ったとして男7人が事後強盗容疑で逮捕された事件で、実行役らの逃走に使われたミニバンが3月下旬、埼玉県富士見市の公園駐車場で見つかっていたことが警視庁幹部への取材でわかった。車両は事件後に栃木県内まで北上した後、埼玉県に向けて南下しており、同庁は追跡捜査をかく乱する狙いだったとみている。
事件は1月29日夜、東京都台東区東上野の路上で発生。同庁幹部によると、実行役らは、現場から軽乗用車で逃走したが、すぐに歩行者をはねる事故を起こし、近くにいた指示役の狩野仁琉容疑者(21)が運転するミニバンに乗り換えた。栃木県小山市まで北上した後、埼玉県に向けて南下し、30日未明には同県川口市を走行していた。
その後の捜査で、事件の2日後に同県志木市を走っていたことが判明。同庁の捜査員が3月27日、隣接する富士見市内の公園駐車場に止まっている車両を見つけた。車両は自走できる状態で、施錠されていた。
東京地検は今月3日、狩野容疑者ら男5人について、窃盗罪に切り替えて東京地裁に起訴した。地検は「強盗を認定できる十分な証拠がなかった」とした。5人の認否は明らかにしていない。

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