大阪・キタの不動産登記が所有者に無断で書き換えられた事件で、司法書士の男とともに逮捕された不動産会社「ネットラチェック」(解散)元代表の男(33)(三重県桑名市)が、逮捕前の大阪府警の任意聴取で、「闇バイトに応募した」と述べていたことが捜査関係者への取材でわかった。
ネットラチェック社は事件4か月前に設立され、同社に不動産の所有権が移転されていた。府警は元代表の男が何者かに雇われ、事件に関与した可能性があるとみている。
府警によると、元代表の男は、司法書士の男(34)(大阪市中央区)と共謀。昨年1月、大阪市北区の80歳代男性になりすまし、男性の住宅と土地の所有権を無断で変更したとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用などの容疑で逮捕された。
登記変更では、所有者の男性のなりすまし役として、60歳代の男性も関わったとみられ、府警が調べている。司法書士の男らは、不正に所有権移転した不動産を勝手に第三者に売り、多額の金をだまし取る「地面師」グループの可能性がある。