凍結口座に不当強制執行、別会社の口座からも1745万円詐取した疑い…警視庁が3人再逮捕へ

凍結口座に不当な強制執行をかけて現金を詐取したとして、コンサルティング会社「スタッシュキャッシュ」(東京都渋谷区)の代表ら4人が逮捕された事件で、別会社の口座からも同様の手口で約1745万円を引き出したとして、警視庁はこのうち3人を詐欺と公正証書原本不実記載・同行使などの容疑で5日にも再逮捕する方針を固めた。
再逮捕されるのは、スタッシュ社代表の男(73)、システム関連会社「リクルタス」元代表で中国籍の男(37)、運送会社「カネコ国際運輸合同会社」元代表の女(45)の3被告。スタッシュ社の実質的経営者の男の被告(62)については、週内にも同容疑で再逮捕する方針だ。
捜査関係者によると、3人は昨年9~10月、都内の公証役場で、女が代表だったビルメンテナンス会社「合同会社DT」(八王子市)に、スタッシュ社から2000万円の貸付金があるとする虚偽の内容の公正証書を作成。DT社名義の凍結口座の強制執行を東京地裁立川支部に申し立て、銀行から口座の残金約1745万円をだまし取るなどした疑いがある。
口座には犯罪収益の入金があり、昨年8月、銀行側が凍結していた。女は同月に同社代表に就任し、公正証書作成後の昨年10月に退任していたという。同庁は現金を引き出す目的で代表に就いたとみている。
4人は7月以降、凍結口座から同様に現金を詐取したとして、詐欺容疑などで逮捕、起訴されている。

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