健太容疑者父親語る「目覚めたら 娘の制服着た男」夜中に住宅へ侵入した疑い 男逮捕

夜中に住宅に侵入して住民にけがをさせたとして、37歳の男が強盗致傷の疑いで逮捕されました。男は被害者の娘の学生服を着ていました。
事件が起きたのは、熊本市東区にある一般住宅。18日午前4時すぎ、この家に住む54歳の男性が目を覚まし、誰もいないはずの和室のふすまを開けたところ…。

■被害男性
「襖を開けたら人間が立っていた。明るくないから女装した人間が立っていたことしかわからなかった」
そこにいたのは男性の娘の学生服を着た男。制服は洗濯して干していたもので、男性は男と揉み合いになりました。

■被害男性
「絶対に逃がさないと思って、もみくちゃになって犯人は逃げようとするばっかり ですね」
家の外で男を取り押さえましたが、顔にけがをしたといいます。強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、熊本市東区花立の会社員・岡﨑健太容疑者(37)です。警察の調べに対し岡﨑容疑者は「間違いありません。女性の服を盗む目的で入りました」と供述し、容疑を認めているということです。岡﨑容疑者と被害者の家族に面識はなかったということで、警察は詳しい侵入経路やほかに被害がないかを調べています。
【スタジオ】
(緒方太郎キャスター)
こうした悪質な侵入犯罪にあわないためにはどうすればいいのか。警察庁によりますと、家に人がいる時に侵入して窃盗を行った犯罪は、去年1年間に全国で821件発生しています。どうやって侵入したかを見てみると、3番目に多いのが合鍵などを使って侵入する手口です。

合鍵を玄関の周囲や郵便受けなどに隠したつもりでいても、侵入者は見抜いているケースがあります。

そして2番目に多いのが「ガラス破り」。最も多い手口が「無締まり」。鍵が閉まっていないところからの侵入が、実に7割を占めています。
県警生活安全企画課の釜賀ルミ次席は「今から涼しくなって、窓や扉を開けがちな時期になってくるので、出来る限りの防犯対策をしてほしい」としています。

具体的には
■在宅中でもカギをかける
■内側からロックがかかる防犯グッズを窓につける
■犯人は光を嫌がるので、センサーライトを設置するなどの対策が効果的です。

今回の事件についても全容解明が待たれます。

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