猫を預かる活動していた女、25匹虐待した疑いで逮捕…自宅などに119匹の死骸「飼育が面倒になった」

飼育していた猫計25匹を死なせたり、虐待したりしたとして、熊本県警は18日、熊本市北区、無職の女(51)を動物愛護法違反(虐待)の疑いで逮捕した。
発表によると、女は昨年2月頃から今年6月2日の間に、自宅や隣接する貸家で猫13匹を衰弱死させ、別の12匹を排せつ物や猫の死骸がある不衛生な環境で飼育する虐待を加えた疑い。「預かる猫が増えて手間や費用がかかるようになり、飼育が面倒になった」と供述しているという。自宅などではほかにも119匹の死骸が見つかっている。
女は猫を預かる動物愛護団体の会員として活動していた。5月に熊本市動物愛護センターに「譲渡した猫を引き取りに行ったら死んでいた」との相談が寄せられ、センターが調査を実施。自宅などから猫の死骸が見つかり、生存していた猫12匹を保護した。市は6月に同法違反の疑いで県警熊本北合志署に刑事告発していた。

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