<憶えのない殺人>NHKドラマ地上波放送 小林薫×尾野真千子×大森美香 老いること、生きることの意味問うヒューマンミステリー

俳優の小林薫さん、尾野真千子さん共演のNHKの特集ドラマ「憶えのない殺人」(2025年)が総合で地上波放送されることがこのほど、明らかになった。前編「容疑者」は7月25日午後10時、後編「迷宮」は8月1日午後10時に放送。【写真特集】殺人犯に疑われた元警官は認知症? 注目の写真
ドラマでは、殺人犯に疑われた元警官の佐治。認知症を患う自分が犯人かもしれないと恐れながらも事件の真相を探っていく。老いること、生きることの意味を問うヒューマンミステリー。脚本は大森美香さんが手がけた。
東京郊外の駐在所勤務だった佐治英雄(小林さん)は十年前に退職し、今も同じ町内に暮らしていた。ある日、北嶺(尾野さん)という刑事が近所で起きた殺人事件の聞き込みに訪ねて来る。その事件の被害者は若い 女性へのストーカー行為で佐治がかつて逮捕した男だった。男は服役後、再び被害女性を襲ってケガを負わせてしまう。佐治は自分がもっと注意していればと、そのことを今も深く後悔していた。殺人事件捜査を進める北嶺は思わぬ物証に行き当たり、佐治が犯人ではないかと疑いを深めていく。自分 が殺人犯だと疑われていることに気づいた佐治は、元警官の誇りにかけて無実を証明しようとするが、その一方で自分が犯人ではないかと疑い始める。なぜなら彼は認知症を患っているからだ。自分の無実を信じたい佐治と、冷静に事件を追う北嶺の二人は、いつしか彼の心の迷宮に足を踏み入れていくことになる。
橋本じゅんさん、鞘師里保さん、松澤匠さん、中越典子さん、筒井真理子さんらが出演。2025年にBSほかで放送された。
小林さんは「長い駐在勤務を経て、奥さんを亡くし娘も海外で活動のため、一人暮らしになった初老の男が、認知症になっていく話です。最初お話をいただいたときは、え〜そんな役をやる歳になったんだって、いろいろな意味で感慨深いものがありました。でも、台本を読んでいくうちに、認知症といってもいろいろな症状があり、本人にはリアルな現実として映っているっていう面白い発見もあって、いつ我が身に降りかかってもおかしくないよねという、新たな役との向きあいに興味深く演(や)らせていただきました」と語っている。

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