長野県の住宅で、母親と12歳の長女の遺体が見つかり、長男が「父親に襲われた」と助けを求める事件が起きました。父親は現場から逃走していましたが、警察が身柄を確保し逮捕されました。父親と母親は離婚していて、2人の殺害をほのめかしているということです。【動画】住宅に母娘遺体 息子“切りつけ”逃走の父親逮捕…2人の“殺害”ほのめかす 家族に何が◇
1日夜──。
(news zero取材班)
「午後8時半すぎです。事件があった自宅の前には現在も規制線が張られています」
現場では、夜になっても鑑識作業が続いていました。
この家で1日、2人の遺体が見つかりました。
事件があったのは長野県の東部に位置する東御市で、田畑に囲まれた住宅街の一角です。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、この家に住む職業不詳の飯島啓輔容疑者(46)です。
飯島容疑者は1日朝早く、自宅で14歳の長男を刃物で切り付けるなどして殺害しようとした疑いが持たれています。
近隣住民
「救急車とかパトカーが朝から行き来していたので、何事かなと思って。ショックですよね。この辺で、そんなことがあるとは思わなかったので、びっくり」
この家には飯島容疑者とその元妻、長男、長女の4人が離婚後も暮らしていましたが、事件が発覚したのは長男が助けを求めたことがきっかけでした。
1日午前7時ごろ、「父親に襲われた」と長男が近くの店に駆け込んだといいます。
通報を受けた警察が住宅を訪れると、成人の女性と女の子が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。
亡くなったのは、飯島容疑者の妻だった瞳さん(49)と長女の絃巴さん(12)です。現場の状況から、2人は殺害された可能性が高いということです。長男も刃物による傷を負っていたといいます。
事件発覚の直前、現場の家の前を通ったという近隣住民は…
近隣住民
「けさ、そこ通ってきた。散歩して。午前6時すぎごろだけど、分からなかった。全然音しないし、そんな気配全然」
特に異変は感じなかったといいます。
事件後には飯島容疑者の行方が分からなくなっていました。
警察が、飯島容疑者が何らかの事情を知っているとみて捜していたところ、事件からおよそ4時間後、現場の東御市から30キロほど離れた長野市内で車を運転している飯島容疑者を発見。身柄を確保し、長男に対する殺人未遂の疑いで緊急逮捕しました。
飯島容疑者は容疑を認めていて、瞳さんと絃巴さんの殺害についても関与をほのめかす供述をしているということです。