焼け跡から女性の遺体が見つかった鯖江の火事 同居する息子を自宅に放火した疑いで逮捕 出火当時は行方不明、4日後に衰弱状態で発見

2025年6月、鯖江市で住宅5棟が焼け、火元とみられる住宅の焼け跡から女性の遺体が見つかった火事で、警察は女性と同居する息子を放火の疑いで逮捕しました。
 
現住建造物等放火の容疑で逮捕されたのは、住所不定の54歳の会社員の男です。
 
警察によりますと、男は2025年6月22日、木造2階建ての自宅に火を付け全焼させた疑いが持たれています。この火事では、1階の焼け跡から男の80代の母親が遺体で見つかりました。
  
火事の直後、男は行方が分からなくなっていて、4日後に衰弱した状態で発見され、入院していました。回復を待って警察は男に事情を聞き、容疑が固まったことから男を逮捕しました。
 
男は「火を付けたことは間違いない」と容疑を認めています。死亡した母親は、自力で歩行するのは困難な状態だったということです。
  
警察は引き続き、動機や母親が死亡した経緯について調べを進めています。

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