カイト再登場は?『相棒』20年ごしで判明した驚きの裏設定(3)亀山薫のデスクに残された”とあるメモ”とは?

20年以上にわたり愛され続ける国民的刑事ドラマ『相棒』。歴代相棒たちの意外な共通点や、作中に隠された細かな演出、さらにはキャスト陣のドラマチックな関係性まで、長寿シリーズだからこそ生まれた“知られざるトリビア”を5つ紹介する。第3回。(文:Naoki)
【注目ポイント】

「犯人が被害者と対峙しなくとも殺害は可能でアル」

「取調室は考えようによっては心置きなく話せる密室でアル」

「捜査は足で。聞き込みは心で」

 全てのメモに「師、杉下右京曰く」という言葉が文頭に付いており、右京から習った言葉を残していたのだ。

 しかしその中に「俺の命は俺のものだ。俺の自由にする」というメモがある。

 そしてこれだけは「師、杉下右京曰く」という部分に斜線が引かれている。

 これは死刑囚であり亀山の親友であった浅倉緑郎(生瀬勝久)が自殺直前に遺書へ残していた言葉だ。

 浅倉は検事として優秀であったが、裏では売春婦を狙い殺人を繰り返す”平成の切り裂きジャック”と呼ばれる殺人鬼であった。

 特命係によって逮捕され、死刑判決を受けるも2度の脱獄の末に崖から飛び降り自殺を果たした。

 しかし記憶喪失になり生き延びていたところを逮捕され、その後に記憶は戻らないまま、とある策謀に巻き込まれて死刑執行を待たずして殺害された。

 亀山は逮捕した刑事として、そして親友を殺された友人として複雑な感情を抱えながら浅倉を殺した犯人を追いかけた。

 そんな浅倉も、その後はS3「大統領の陰謀」で幽霊として登場し、ある事件で冤罪を訴えた程度で、以降は名前が一度触れられるのみだった。

 しかしこの言葉がデスクに貼られていたことで、亀山の中に今なお浅倉の存在が強く残っていることが分かる。

 警察官として許せないが、亀山薫個人としては憎みきれない存在。

 今後の物語で登場は厳しくとも言及はされて欲しい。

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