【解説】「犯罪の素人化が進んでいる」……栃木の強盗殺人 16歳が残忍になるワケ 闇バイト「友人・先輩などの紹介」が8割

栃木県上三川町の強盗殺人事件で、実行役とみられる16歳の4人は、なぜ残忍な犯行に及んでしまったのでしょうか。警察は“トクリュウ”とみて捜査していますが、専門家は「犯罪の素人化が進んでいる」と指摘。思いとどまらせるためにできることを考えます。【画像】容疑者夫婦より上の立場の指示役がいる可能性――栃木強盗殺人“指示役”夫婦と高校生4人、事件前に集合し打ち合わせ 少年1人と接点も
藤井貴彦キャスター
「今回逮捕された、実行役とみられる少年の一部から『後悔している』という趣旨の供述があり、反省の意思を示しているといいます」

「一方で、殺害された富山英子さん(69)には 20か所以上の傷があり、何度も殴られたり刺されたりしたとみられる残忍さも浮かび上がっています」
小栗泉・日本テレビ報道局特別解説委員
「実行役とみられる4人は少年で、全員16歳でした。警察は“トクリュウ”(匿名・流動型犯罪グループ)とみて捜査しています。警察庁の統計では去年、全国でトクリュウが関与したとみられる事件のうち、強盗で検挙された人物の約4割が20歳未満の少年でした」

「末端の実行役として使い捨てられているという実態が確認できたということです」

「警察によると今回の4人は全員同学年で、かつて同じ高校に通っていたり、知人関係だったりと、一部は全くの初対面というわけではなく、一定の関係性もあるようです」
小栗委員
「法務省が4月に公表した闇バイトに関する特別調査(複数回答)によると、闇バイトを行ったと答えた少年院の入所者のうち、『SNSで闇バイトを見つけた』という人が約2割だったのに対し、『友人・先輩などから紹介された』という人は約8割に上りました」

藤井キャスター
「今まではSNSでの人集めが中心でしたが、だんだん友人関係といいますか、直接勧誘する時代に変わってきているのかもしれないですね」

小栗委員
「同じ調査では、闇バイトを行った536人のうち60.8%の人が『後悔している』という結果も出ています。ただ、今回のように後悔しても取り返しのつかないケースもあります」

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