飼育員が逮捕されてから1週間がたった、北海道旭川市の旭山動物園。
5月1日に2日遅れで開園してから6日までの来園者は5万2000人あまり。
2025年の同じ時期より7600人以上多くなっている。
「残念ですけど、皆さん頑張って」(佐賀県から)
「これからまた、きっと良いことも動物園であると思う」(旭川市民)
旭山動物園の飼育員の鈴木達也容疑者は、園内の焼却炉で妻の由衣さんの遺体を焼却した疑いがもたれている。
その際に、遺体を運び込んだ可能性があると警察がみているのが職員通用門である。
捜査関係者によりますと3月31日午後9時ごろ、鈴木容疑者がこの門の近くで車から大きな荷物を降ろす姿が防犯カメラに写っていた。
夜間に職員が園内に立ち入ることができるのか?
旭川市の担当者は「勤務時間外は門は施錠している。園の関係者であっても警備員に言わないと出入りはできない」と証言する。
門には警備員が常駐し門の出入りを監視していて、車のナンバーも控えるということである。
事件の現場となったのは、園内にある動物病院の焼却炉だった。
私たちは旭山動物園に勤めていた元職員から「動物病院は施錠されている時と、されていない時があった。飼育員であれば出入りできると思う。焼却炉を使うのは1人でも可能と聞いている」との証言も得ている。
警備員にどのように説明して園内に入り、焼却炉を使用したのだろうか?
さらに、鈴木容疑者は殺害もほのめかしていて、警察は殺人の疑いも視野に捜査を進めている。
しかし、殺人での立件には壁が立ちはだかる。
「遺体が骨になっていて一部しか出ていない。つまり、供述だけになるということ。その供述が裁判でひるがえった時に、支えるものがどれだけあるか」(元神奈川県警 捜査一課長 鳴海 達之さん)
捜査の専門家は、容疑者の自宅の家宅捜索の日数に注目している。
「4日かけてやるということは、本当に細かいDNAや微物レベルのものを一生懸命探している。血液や擦った跡、尿反応があるかなどを細かく全ての部屋で調べる。そういったことが間接証拠や状況証拠になっていく」(鳴海さん)
殺人での立件はされるのか?今後の捜査の行方が注目される。