26日午前11時ごろ、愛知県武豊町でレッカーされる消防車。何かに乗り上げたのでしょうかライトは破損し、ナンバープレートは折れ曲がっています。
実は、消火活動中に盗まれた消防車です。
盗んだ男のあきれた理由が、「お金がなくて消防車で千葉まで帰ろうと思った」というもの。
警察によりますと、ことの発端は26日午前4時20分ごろ。愛知県美浜町にある、まだ営業を開始していない名鉄河和駅で発生した不審火でした。
男性駅員が女子トイレ内の壁などが燃やされているのを発見し、119番通報。
消防車など3台が駆けつけ駅南側のロータリーに駐車します。すぐに放水できるようエンジンは、かけたままでした。
そして、10分ほどの間に車両1台が盗まれたというのです。
ただ、この事件、思わぬ形で容疑者が逮捕されます。
駅から10キロほど離れた場所で消防車が線路沿いの壁に衝突し、停車しているところを警察官が発見。
運転席に座っていた男を調べると「消防車を盗みました」などと認めたため、緊急逮捕したということです。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、自称、千葉県木更津市の57歳の男で、観光目的でこの地を訪れたと話しているということです。
消防車を盗んだ理由についてはー。
「帰ろうとしたところ財布を落とした。お金がなくて消防車で千葉まで帰ろうと思った」
また男は、ライターを所持していて「火をつけたら消防車が来て、盗めると思った」という趣旨の話をしていて、警察は男が駅での不審火にも関与しているとみて捜査しています
車両が盗まれたことについて消防は、「現場活動における車両管理体制について検証を行い、必要な再発防止策を講じる」としています。