京都男児遺棄・養父逮捕から1週間、現場近くの献花台には府内外から絶えず人訪れる…亀岡暴走事故遺族も「娘と重なりいたたまれない」

京都府南丹市の山林で市立園部小の安達結希(ゆき)君(11)の遺体が見つかり、養父の安達優季(ゆうき)容疑者(37)が死体遺棄容疑で逮捕されてから23日で1週間となった。遺体が見つかった現場近くの献花台には、雨が降りしきる中、訪れる人が絶えず見られた。子どもが犠牲になった経験を持つ遺族も献花に訪れ、悼んでいた。
17日から設けられた献花台には府外を含む多くの人が訪れ、花や飲料などが数多く供えられた。
大阪府河内長野市から夫婦で訪れた介護職員の女性(45)は「こんな寂しい場所で亡くなったままでいたとは、想像するだけでかわいそうだ。大人たちが異変に気づき、守ることができていれば」と語った。
事件を巡っては、結希君が死亡した経緯や動機など明らかになっていない点も多い。同年代の孫がいるという兵庫県川西市の自営業男性(67)は「どうしてこんなことになったのか。真相が知りたい」と話していた。
23日は、亀岡市で2012年、集団登校の列に車が突っ込み、児童ら10人が死傷した事故から14年の節目でもあった。付き添いで犠牲になった松村幸姫(ゆきひ)さん(当時26歳)の父・中江美則さん(62)も献花台に訪れ、手を合わせた。幸姫さんは結希君と同じ地域で育ってきたといい、結希君の行方不明から1か月となったこの日にあわせてきたという。「娘と重なり、いたたまれない。(娘と同じように)将来が奪われて悔しく思う。言葉が見当たらない」と花を手向けた。

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