実話が怖すぎる…Netflixで観られる戦慄の実録映画(4)本当に悪魔なのは…猟奇殺人の影に妻あり?

睡眠薬で昏倒させ絞殺する食人鬼、ハンマーで次々と殺害する連続犯、優しい父親だったはずの殺人鬼…。世界を震撼させた猟奇殺人事件の裏側には、犯人が個人的に抱える問題のみならず、警察の失態や社会の歪みも潜んでいることも…。Netflixで観られる、戦慄の実録ドキュメンタリーを厳選して紹介する。第4回。(文・灸怜太)
【作品内容】

 2003年6月、ベルギーで13歳の少女を誘拐しようとした疑いで、当時62歳の森林管理員ミシェル・フルニレが逮捕される。

 その後の自供により、フルニレは暴行容疑で逮捕され、1987年に釈放されてから17年以上にわたり、ベルギーとフランスを行き来しながら確認されているだけでも少女を含む12人の女性を誘拐してレイプ、殺害していることが判明。

 その凶悪・残忍で無慈悲な犯行から「アルデンヌのオーガ」の異名で呼ばれた。

【注目ポイント】

 近年のヨーロッパでも特に最悪といわれた連続殺人事件を、捜査関係者の証言や被害者の家族などに取材した撮りおろし映像でまとめたドキュメンタリー。

 その残忍な犯行を追いつつ、本作ではフルニレの妻であるモニク・オリビエに注目。

 フルニレが逮捕された当初は何も知らないと関与を否定していたモニクだが、後にほぼすべての事件に関わっていたことを告白。

 夫婦がまだ赤子だった実の息子を使って被害者に近づいていたり、レイプする時にモニクがフルニレの性器を勃起させる役割などを担っていたりしたことが暴露される。

 後半ではモニクが高いIQを持っており、虚偽の自供で捜査班を操っていたことなどが示唆され、本当の悪魔は誰だったかという真実に迫る。

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