ニセ警察官による詐欺被害は、なぜ後を絶たないのか。巧妙化が進む手口の一端が見えてきました。【画像】レターパックで送られてきた逮捕状
巨額の被害を出し続けているニセ警察官が、またしても新しいシナリオを生み出したようです。
ニセ警察官が今度は遠隔で、携帯電話を検査する?犯罪心理学の専門家が実際の音声を分析し、彼らの狙いを明かします。
ニセ警察官
「○○さん(被害者)は知らないかもしれないが、第三者の被害者が出た。頭に入れておいて下さい」
被害者
「分かりました」
ニセ警察官
「関係ないと思うかもしれないが、もっと関係のない方が○○さん(被害者)のキャッシュカードにお金を振り込んだ」
過去の事件と同様、今回も被害者は身に覚えのない事件の疑いをかけられます。
ニセ警察官
「すみません。きょうの時点では、まだ疑っているので」
被害者
「あ〜はい」
ニセ警察官
「被害者ではないということ、ご理解いただけますか?」
今回、犯人の声を聞いた専門家は。
東北大学大学院 文学研究科
荒井崇史教授
「特殊詐欺をやる人たちも、上手な人になると最初に警戒心を解くために、フランクな警察官を装うことを、あえてやることもあるのでは」
“演技派”の犯人が、被害者に求めたのは?
ニセ警察官
「愛知県警に電話を転送する。捜査官が出るので、名前、事件名称、事件番号を必ずお伝え下さい。事件名称○○グループ資金洗浄事件」
被害者
「資金洗浄事件…はい」
ニセ警察官
「事件番号、令和8」
被害者
「令和8…」
ニセ警察官
「『わ』わもとの『わ』」
被害者
「わもと…?」
「わもと」という不思議な単語を口にしたニセ警官。続いて、電話はニセの愛知県警に転送されます。
ニセ愛知県警 シミズ
「電話転送来ました。愛知県警察本部捜査2課のシミズです。事件名称・事件番号をお願いします」
被害者
「事件番号が…令和8・(わ)・422」
そもそも被害者が、事件番号などを言わされる理由は?
荒井教授
「実際に警察はそんなことやっていないと思うが、それっぽくテレビドラマで出てきそうな感じで作っているだけかなと」