山上徹也被告旧統一教会に東京高裁も解散命令 現役信者らは不満 両親が現役信者で“元2世”の思いは…

世界平和統一家庭連合=旧統一教会について、東京高裁は4日、教団の解散を命じる決定をしました。これを受けて、教団の財産を清算する手続きが始まります。【画像】旧統一教会に東京高裁が解散を命じる決定 教団側「わが国の歴史に残る汚点」などと批判
世界平和統一家庭連合(=旧統一教会)をめぐる問題。4日、東京高裁が1審に続き解散を命じる決定をしたことで、教団の宗教法人格が失われることになりました。

元妻が信者で、教団に家庭を崩壊させられたと訴える橋田達夫さん。高裁の決定を受け、喜びをかみしめました。
元妻が旧統一教会信者 橋田達夫さん
「信者がこれから助かっていくことを願っています。ひとりひとりの被害者に返済をしていってほしいと、本当に思います。苦しい人々ひとりひとりの家を回って、ひとりひとり返していってほしい」

一方、現役の2世信者らは、高裁の決定の知らせに肩を落とす様子が…。

午前11時すぎ
「結果、負けました。不当裁判です」

旧統一教会の現役信者 小嶌希晶さん
「率直な気持ちとして、本当に悲しく残念に思っております」

 ◇

旧統一教会 韓鶴子総裁(2023年公開:peace TVより)
「私がワンオンマ(王なる母)だ!母とひとつにならなければならない」
旧統一教会は、韓国で創立されたキリスト教系の新宗教団体です。日本では1964年、宗教法人として認証され、「合同結婚式」などが話題となりました。
旧統一教会をめぐる問題が注目されるきっかけとなったのが、2022年の安倍元総理の銃撃事件です。教団の関連団体にビデオメッセージを送っていた安倍元総理を狙った山上被告は…。

山上徹也被告(逮捕直後の供述より)
「母親が教団に多額の寄付をするなどして、家庭がめちゃくちゃになった」

裁判では母親が教団へ多額の献金を行い、家庭が崩壊したという生い立ちが明らかに。信者の親を持つ2世信者などから、多額の献金や霊感商法などの被害を訴える声が強まりました。

そして、銃撃事件の翌年。文部科学省が教団の解散命令を請求。

旧統一教会 顧問弁護士 福本修也氏(去年3月)
「解散、解散」

去年、東京地裁は「およそ40年の長期間にわたり類例のない膨大な被害を生じさせた」として、解散を命じました。

教団側は、解散命令を不服として即時抗告。東京高裁で非公開の審理が行われ、去年11月、国側と教団側の双方が最終主張書面を提出しました。

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