警視庁捜査2課は2月20日、先の衆議院議員総選挙において、公職選挙法違反(買収)の疑いで元都議・入江伸子容疑者(63)を逮捕した。入江容疑者は東京7区から国民民主党の候補者として出馬し、落選。あわせて、選挙運動のSNS戦略などを請け負っていたSNS運用会社「BuzzSell」社長の菅原京香容疑者(25)など計3名が同容疑で逮捕されている。【写真】「”肩出し白ワンピ”にサングラス」でクルージングを楽しむ菅原京香容疑者、キラキラインフルエンサーが集まる「慶應グループ」ほか
入江容疑者は、選挙のSNS運用を任せていた菅原容疑者の法人に”人材集め”も依頼。金銭を受け取った運動員は菅原容疑者を介して集められたとみられており、そのほとんどが同社でインターンをする大学生だった。
「菅原容疑者らは10代から20代の女性5名に、ビラ配りなどの対価としてあわせて27万円を支払った疑いがある。この5人のほかにも報酬を受けとった運動員がおり、少なくとも現金45万円近くが支払われたとみて捜査が進められています。
金は入江容疑者の会計担当者から『BuzzSell』の口座に送られ、そこから通信アプリなどを介して学生らに支払われていました」(大手紙社会部記者)
入江容疑者は過去に東京都議を2期務めた政治経験者。選挙の運動員は無報酬が原則であることを知らないはずがない。国民民主党は2月24日、「政治倫理に反し、党の名誉を傷つける行為で、党内外に大変大きな影響を及ぼしている」として、容疑者をすでに都連から除籍している。
一方の菅原容疑者も選挙については素人であるが、”確信犯”だった可能性を指摘されている。
「菅原容疑者は学生らに対し、『誰にも言わないで』などと口止めした上で日当を払っていたことが判明しています。入江陣営から隠ぺいの指示があったのか、また自発的に口止めしたのかはまだわかっていない。
国民民主党東京都連の礒﨑哲史選対委員長によれば、出馬した他候補らには、菅原容疑者の法人との付き合いは認められていないそうです。同党はこうした外部事業者とのトラブルの再発防止に向け、検証を行うとしています」(同前)
事件後、SNS上で注目されたのは菅原容疑者の華やかしい経歴だ。