イギリス労働党の重鎮・元駐米大使を公務中の不法行為の疑いで逮捕…エプスタイン氏に機密漏えいか

【ロンドン=横堀裕也】英警察は23日、与党・労働党の重鎮で、駐米大使だったピーター・マンデルソン氏を公務中の不法行為の疑いで逮捕した。少女らの人身取引罪などで起訴された米実業家ジェフリー・エプスタイン氏(勾留中に死亡)を巡る事件に絡む捜査資料「エプスタイン文書」で、英政府の機密情報を漏らした疑惑が浮上していた。
マンデルソン氏は、昨年2月に駐米大使に着任したが、同9月にエプスタイン氏との親交が問題視され、解任されていた。その後、米司法省が今年1月末に新たに開示した捜査資料で、マンデルソン氏が過去にエプスタイン氏に機密情報を提供していた疑いが発覚。欧州金融危機で欧州連合(EU)が打ち出す予定だった支援策などを漏えいしていたとされる。
エプスタイン氏への機密漏えいを巡っては、今月19日にチャールズ国王の弟アンドリュー元王子が逮捕されたばかりで、英国内で波紋が広がっている。

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