<齋藤飛鳥>「テミスの不確かな法廷」本格登場 元死刑囚の娘の葛藤と裁判への思い強く 担当演出が「目の表情から」感じ取ったもの

俳優の松山ケンイチさん主演のNHKの「ドラマ10『テミスの不確かな法廷』」(総合、火曜午後10時)は、2月24日から放送が再開される。同日放送の第6話から、元死刑囚の娘役で齋藤飛鳥さんが本格登場。同話の演出を担当した富澤昭文さんが見どころと齋藤さんの演技について語った。【写真特集】齋藤飛鳥が迫真の演技を披露する? 物語はクライマックスへ! 注目の第6話、写真を公開!!
「テミスの不確かな法廷」は、直島翔さんによる異色のリーガルミステリーが原作。発達障害を抱えた裁判官が、⾃らの特性と格闘しながら難解な事件に挑む法廷ヒューマンドラマで、脚本を、フジテレビ系の連続ドラマ「イチケイのカラス」や「絶対零度」シリーズなどの浜田秀哉さんが手がける。
第6話の副題は「再審請求審」。一家4人が惨殺された「前橋一家殺人事件」。逮捕された秋葉一馬には死刑判決が下され、死刑が執行された。
事件から25年、秋葉の娘・吉沢亜紀(齋藤さん)が父の無罪を訴え、新たな証拠を手に再審を求めていた。再審開始を認めるか否か、その審理に関わるべきか葛藤する安堂(松山さん)の脳裏に、封じてきた苦い記憶がよみがえる。
それは、かつて秋葉に死刑を求刑した検察官・結城(小木茂光さん)との、消せない過去だった……と展開する。
富澤さんは「第1〜5話でも時折出てきた『前橋一家殺人事件』。その全貌が少しずつベー ルを脱ぎはじめるのが、放送が再開される第6話です」と予告する。
「この事件の詳細と並行して、安堂が誕生した瞬間まで時をさかのぼり、結城との親子関係に光を当てていきます。演出するうえで意識していたのは、『変わっていくもの』と『変わっていかないもの』があるということ。つまり、大人になった安堂が持っている特性は、子供のころからそうだったのか、あるいは成長とともに変わっていったのかを明確に描こうと思いました。安堂は、赤ん坊のとき、小学校のとき、そして現代と父親の腕をつかむ場面が3回あるのですが、それぞれ意味合いが異なるので、その違いが視聴者の方にもうまく伝わるといいなと思っています」

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