全世界を揺るがす「エプスタイン事件」。1月30日(現地時間、以下同)に米富豪ジェフリー・エプスタイン元被告(享年66)に関する約300万ページの捜査資料、通称「エプスタイン文書」を司法省が公表したことで様々な新事実が浮かび上がっている。そんななか、2月19日、大きな動きがあった。【写真を見る】女性と見られる人物が四つん這いとなり、石膏のような液体が塗りたくられている資料写真
大手紙国際部記者が解説する。
「アンドリュー・マウントバッテン=ウィンザー元王子(以下、アンドリュー元王子/65)が公務上不正行為の疑いで逮捕されたのです。当局は詳しい容疑の内容について明らかにしていませんが、今年に入ってからは、元王子が貿易特使を務めていた際に内部情報をエプスタイン元被告に漏らしていた疑惑について調べを進めていると報じられていました」
英公共放送局「BBC」によると、アンドリュー元王子は2010年ごろ、シンガポール、ベトナム、中国の深センや香港への貿易特使としての公式な訪問情報を送付した疑いが「エプスタイン文書」によって浮上。訪問の際には、エプスタイン元被告の関係者が同行したとみられているという。くわえて、英国政府によるアフガニスタンへの投資機会に関する機密情報を漏らしていた可能性もあるという。アンドリュー元王子は約12時間で釈放されたが、今後起訴されるかが焦点となっている。
「1990年代〜2000年代の長期間にわたって、10代の少女を含むおびただしい数の未成年女性たちが人身売買および性的虐待の被害に遭った『エプスタイン事件』。元被告は、金銭を支払い少女らに性的な行為をしたとして2006年に起訴、2008年に有罪判決が出ています。アンドリュー元王子が内部情報を漏洩したのが2010年ということは、事件発覚後も両者は関係を持っていたことを示しています」
アンドリュー元王子と事件の関係は今も疑惑の域を出ない。ただし、エプスタイン事件の被害女性であるヴァージニア・ジュフリーさん(享年41)から『17歳のころに性的行為を強要された』と訴えられ、多額の和解金を支払う形で裁判を終結させている過去がある。
「エプスタイン文書には、元王子が床に横たわる女性(一部メディアは少女と報道)に覆い被さるように四つん這いになった姿勢や、女性の腹部やウエストに手を置く姿を捉えた写真などが含まれていたことで、ネット上は騒然とした。これらの疑惑について、納得のいく説明が求められています」