男性を殺害し、貴金属など7000万円以上を奪った罪に問われている女の初公判。奪った金を使用していたというホストクラブの男性に、私たちは話を聞くことができました。【画像】検察側が明らかに…強盗殺人の罪に問われた被告が母親に送ったメッセージ
無罪が確定した元ホストクラブ従業員
小山直己さん
「すごい子に出会っちゃったな。俺の立場から被害者の遺族の人に何か言うことはできないと思う。ちゃんと正当に判断されたらと思う」
検察側が明らかにしたのは、強盗殺人の罪に問われた被告が母親に送った「阿部さんを殺害して奪うしかない」「犯罪者の家族になる」というメッセージでした。
2023年11月、名古屋市のマンションのクローゼットから、ブランド品買取店の店長・阿部光一さん(当時42歳)の遺体が見つかった事件。
阿部さんの遺体は毛布にくるまれた状態でクローゼットに隠され、手首にはロープ、部屋のドアには外側から粘着テープで目張りがされていました。
この事件で逮捕・起訴されたのが、阿部さんの店で働いていた内田明日香被告(32)です。
内田被告は阿部さんを殺害したうえ、ブランド品買取店から現金やおよそ7400万円相当の貴金属を奪ったとして起訴されています。
また、亡くなった後もSNSで阿部さんになりすまし、「近々実家に帰る」などといったメッセージを親族に送り、阿部さんの生存を偽装するような行動をしていたと指摘されています。
動機は何だったのか。注目を集めた初公判、内田被告はグレーのパーカーに白いマスクで出廷しました。
内田被告
「強盗殺人に関しては、全面否定でお願いします」
内田被告は、死体遺棄の罪は認めたものの、強盗殺人の罪について否認しました。
検察側は冒頭陳述で…。
検察側
「内田被告は、ホストをナンバー1にしたいと考えていた」
ホスト通いをしていたという内田被告。検察側は事件当日、内田被告が阿部さんの首を絞めて殺害した後、ホストに「金を用意する」とメッセージを送り、奪った指輪を換金したと指摘しました。
また内田被告は、阿部さんから奪った貴金属1381点を換金し、そのうち1000万円ほどをブランド品の購入にあてたほか、約4400万円をホストクラブで遊ぶ費用にあてたといいます。
一方、弁護側は…。
弁護側
「内田被告と阿部さんの間には過去にもトラブルがあったが、関係は続いていた」
また、貴金属の半分と現金は生前に阿部さんからもらっていたもので、強盗は成立しないとしました。