佐賀県警に窃盗容疑で逮捕された際、違法な取り調べを受けたなどとして、男性(30歳代)と当時の弁護人が県に損害賠償を求めた訴訟で、福岡高裁が昨年12月、取り調べの違法性を認め、県に計44万円の賠償を命じたことを受け、福田英之本部長は23日、定例記者会見で、捜査員などを対象に指導を行ったことを明らかにした。【写真】佐賀県警がDNA鑑定不正問題で再発防止策…本部長が陳謝、第三者機関「設置する必要はない」と従来の考え
判決への所感を問われた福田本部長は、捜査幹部や捜査員に対して20日、県警刑事部幹部らが、適正な捜査を行うよう指導を行ったと明かした。福田本部長は、当時の取り調べの関係者に事実関係を確認していると説明した上で、「今後も取り調べの適正な実施に努める」と述べた。
一方で原告側への謝罪については、「訴訟では慰謝料が求められている。賠償金の支払い手続きを速やかに履行するが、そのほかの対応は考えていない」とした。