2025年、特に目立って増えた特殊詐欺の被害。WEBを通じてのサイバー攻撃や、警察官を騙る電話詐欺。年末年始は特に注意が必要というそのワケは。【写真を見る】パソコンが乗っ取られ口座のパスワードが盗まれる!? 突然現れる“ウィルス感染の警告” 年末年始に増える特殊詐欺被害の実態(大石邦彦アンカーマン)
「決して他人事ではありません。年末年始休暇の前後というのは、サイバー攻撃が2倍以上に増えるというデータもあります。一体なぜなのか聞いてみます」
年中無休でパソコンのトラブル対応を受け付けている名古屋市東区の「日本PCサービス」。年末年始の休み中は自宅でネット詐欺にあう可能性が高まり、相談先も少ないため被害が増える傾向にあるといいます。
それは、アラート音と共に画面に突然現れるこんな知らせから始まります。
(画面の文字)
「Microsoft Windows ファイアウォールの警告!“トロイの木馬型スパイウェア”に感染したPC」
(日本PCサービス 辻拓也店長)
「画面上に『あなたのパソコンはウイルスに感染しました』と出る」
(大石)
「確かにここに“警告”って出て…怖いですね」
マイクロソフトによる“ウイルス感染”の警告で、「すぐに対処する」と装っていますが、すべて偽物、ウソです。
マイクロソフトのスタッフを騙った偽物の顔写真まで送られてきます。
■デスクトップのアイコンが全部消え…
表示されている連絡先に電話をかけると、まず、「対策用のアプリ」をダウンロードさせられます。すると…
(日本PCサービス 辻店長)
「今、ウィルスがはいっています。その中でデスクトップにあるアイコンのデータが消えてしまいました」
(大石)
「本当だ全部消えている」
(日本PCサービス 辻店長)
「これは一時的に(遠隔操作で)非表示にしただけのものなのですが、これを見せられた人は『データが消えてしまった』とかなり驚きます」
(大石)
「私なら驚きます」
アイコンが消えたり、画面が反転したり。すべて、ウイルスのせいだと指摘されますがこれもウソ。ダウンロードした「対策用のアプリ」は、パソコンを乗っ取るもので、相手に遠隔操作されているのです。
そうとは知らず、ウイルス除去に数万円の料金を支払うことに。