政権を掌握して以来、メディアを手中に収めようとしているドナルド・トランプ大統領。Netflixによるワーナー・ブラザーズ買収への介入を示唆したり、自身に否定的なネットワークの免許剥奪を示唆したり、何かと発言が話題を呼んでいる。ところで、第一次トランプ政権の際は声高に批判を繰り広げていたセレブたちは、第二次政権になってからめっきり鳴りを潜めているが、ここにきてトム・クルーズが反トランプを表明。セレブたちの最新動向を人気長寿連載セレブウォッチャーPeachesが探る。
『トップガン』(1986)や『レインマン』(1988)などを次々とヒットに導いて以来、ハリウッドの第一線を走り続けるトムは長年にわたって政治的見解を公にすることはなかった。インタビューなどで政治が絡む質問を受ける場合は、用心深く映画の話題に方向転換する手腕も流石のプロだった。自身の政治的見解がファンに受け入れられない可能性を考慮した上のことだろう。そんなトムがダグ・ライマン監督と企画していたSFアクション映画が棚上げになったとの噂が飛び込んできた。この映画は世界で初めて宇宙で撮影する予定だったが…。
プロジェクトがポシャった理由は、トムがトランプ大統領に撮影協力を取り付けるのを拒んだためと言われている。企画がスタートした当初はバイデン政権下であり、トムとライマン監督はスペースXとNASAの協力を確約していたという。今年に入って政権が交代した直後にはトランプ大統領が任命したNASA長官ジム・ブライデンスタインがトムのプロジェクトがISS(国際宇宙ステーション)を利用することを確認し、「NASAは@TomCruiseと協力して@Space_Stationで映画を制作できることをとてもハッピーに思います! @NASAの野心的な計画を実現するために、新世代のエンジニアや科学者を刺激する人気のメディアが必要です」とXに投稿していた。