【独自】HKT刺傷事件、容疑者が面会取材応じる 「逆上はしていない」留置先の警察署で主張

福岡市中央区の商業施設「ボス・イーゾ・フクオカ」周辺で、アイドルグループ「HKT48」の運営会社の男性社員(44)ら男女が刺された事件で、殺人未遂容疑で逮捕された無職の容疑者(30)が20日までに、留置先の警察署で西日本新聞の面会取材に応じた。【写真】送検のため福岡中央署を出る容疑者メンバーの「出待ち」をしていたことを男性社員に注意され立腹して刺したとの報道について、容疑者は「逆上はしていない」と主張した。

 容疑者との面会は15分間で、事件に直接関係するやりとりは立ち会った警察官に制止された。男性に対する殺人未遂容疑に関しては、容疑者自ら「聞きたいことがある」と切り出し「注意されて怒ったと報道されていると聞いたが、そんなことない。逆上なんかしていない」と話した。
HKT48の応援(推し活)は「数ある趣味の一つ」とし、2013年のメジャーデビュー当時からファンだと説明。「ライブでのレス(指さしや目配せなどの反応)がうれしい」「認知してもらえるのは楽しく、好き」と話した。

 捜査関係者への取材では、容疑者はイベントに100回以上参加し、金銭苦だったとされる。「HKTのメンバーを殺して自分も死のうと思った」という趣旨の供述をしているという。
面会で容疑者は「1月まで運送会社で働き、額面で30万円超の月給を得ていた」と話し、推し活の費用は「(給料に)収まるように頑張っていた」と説明した。一方で「30歳まで生きたらいいかな」と自殺願望があったことも明かした。

 事件は14日午後5時ごろ、福岡市中央区地行浜で発生。男性社員が胸付近を刺されて重傷を負い、岡山県の女性会社員(27)が背中を刺された。捜査関係者への取材で、容疑者は「複数のメンバーを殺すつもりだった」と供述していることも判明した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする