指定薬物「エトミデート」を密輸したとして、医薬品医療機器法違反などに問われた中国籍の被告(28)の判決が19日、大分地裁であった。北島聖也裁判官は拘禁刑2年6月、執行猶予4年(求刑・拘禁刑2年6月)を言い渡した。【写真】大分地方裁判所
判決などによると、被告は中国籍の男2人らと共謀し、7月15日、エトミデートの粉末約100グラムが入った荷物をインドから輸入した。北島裁判官は輸入代金の支払いや荷物の運搬など「犯行に不可欠な役割を果たした」と述べた。一方、反省の態度を示したことなどから執行猶予とした。
九州厚生局麻薬取締部と大分県警は8~9月に被告を含む中国籍の男3人を逮捕。同薬物の輸入を巡る全国初の摘発例としていた。19日は残り2人の初公判もあった。判決は来年1月9日。エトミデートは手足のしびれや異常行動を引き起こす恐れがあり、「ゾンビたばこ」と呼ばれる。