ゾンビたばこと呼ばれる指定薬物「エトミデート」を含む液体約2・1キロ・グラムをタイから密輸したとして、警視庁は10日、東京都八王子市、職業不詳の男(59)を医薬品医療機器法違反容疑で逮捕したと発表した。エトミデートが指定薬物に追加された今年5月以降、密輸事件での押収量としては最多という。
発表によると、男は仲間と共謀して11月下旬、エトミデートを含む液体約2・1キロ・グラムを隠し入れた国際宅配便を、タイから八王子市の自宅宛てに発送し、千葉・成田空港に密輸した疑い。逮捕は8日。
調べに「知人から10万円の報酬で受け取りを依頼されたが、届いたら拒否するつもりだった」と容疑を否認している。液体は「ボディーローション」と申告されていた。東京税関の検査で発覚した。
エトミデートは、手足のしびれなどの健康被害や異常行動を引き起こす恐れがある。警察庁によると、5~10月、所持や使用などの同法違反容疑で18人が摘発されている。