皆さんの身近な驚きや疑問、不満や怒りをFBSが取材する「ケンミン特捜班」です。今回は「福岡県内で相次ぐ不適切な保育、どう防ぐ?」です。【画像】相次ぐ不適切保育どう防ぐ 保護者は疑問と怒り 模索する保育現場 背景に人員不足【ケンミン特捜班】
県内では、園児への暴行などで逮捕者が出るなど保育への信頼が揺らいでいます。対策を模索する福岡市の保育園を取材しました。
■保育士とみられる音声
「顔がおさかなみたいになってる。」
「元からこんな顔です。」
「マンボウみたいよ、魚でいうと。」
容姿をからかうような、2人の大人の声。これは、ことし9月、福岡市早良区の認可保育園で録音されたという音声です。
録音したのは娘2人を園に通わせる保護者で、子どもが保育士から容姿をからかうなど複数の不適切な発言をされたと訴えています。
■平石千夏記者
「保護者が次々と保育園の中に入っていきます。このあと、園で保護者説明会が開かれます。」
この保育園は11月12日、保護者説明会を開き、発言内容について説明しました。
■保育園側の説明
「すべてが園児本人に直接向けられたものではなく、雑談や独り言の中のものも含まれていました。少しでも誤解や不安を与える行為も広く不適切保育と定義して、複数の点において、当園は不適切保育と判断しました。」
保護者から調査結果について回答を求める声が上がりましたが。
■保育園側の説明
「全部を皆様に説明するよりは、大まかなところで不適切保育があった部分は認めて、そこに対しての改善をしっかりしていこう、また、虐待というところもなかったので、まずはそこも皆様に報告して。」
■保護者
「もう全部、冗談や親しみを込めた趣旨であった、何気ない言葉と片付けられるということでよろしいですか。」
調査や説明が尽くされているのか疑問視する声も聞かれました。
■保護者
「心理的虐待に当てはまるのではないかというのはある。」
「説明会なのに説明されないで、改善策ばかり並べられても全然納得いかない。」
保護者から相談を受けた福岡市は、保育園側に調査と報告を求めました。園は11月12日付で報告書を提出し、市は現在、内容の精査を進めています。