マッサージ店で働かされた12歳少女、母親は台湾で自らの売春容疑で拘束…「タイに送還で調整」

【バンコク=水野哲也、台北=園田将嗣】東京のマッサージ店でタイ国籍の少女(12)を働かせたとして、同店経営者の男が警視庁に労働基準法違反(最低年齢)容疑で逮捕された事件で、タイの捜査関係者は、台湾で収容されている少女の母親を「タイに送還する方向で関係機関で調整している」と話した。
タイ当局は今回の事件を、海外を舞台にした深刻な人身売買事件として重大な関心を寄せており、法務省の特別捜査局(DSI)が捜査に乗り出す構えだ。タイの捜査関係者によると、タイ警察幹部が近く日本を訪れ、日本の警察と協議するという。
タイの地元メディアによると、タイ当局は、母親が過去数年間で27回、日本や台湾、ベトナムなどに渡航していたことを確認した。母親が人身売買ネットワークと関連していないかどうかについても関心を寄せている模様だ。
台湾の報道によると、母親は29歳で、日本を出国した後に9月から台湾に滞在していた。台湾の警察が10月末、母親自身の売春行為容疑などで拘束し、移民署の施設に収容した。ビザ(査証)なしで滞在できる期間も過ぎていたという。

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