住人がマンションのオートロックを出入りするタイミングを狙って侵入する手口のことを「共連れ」といいます。いま、こうした共連れを手口とした事件が相次いでいます。そこで、今回の#みんなのギモンでは、「オートロック突破『共連れ』どう防ぐ?」をテーマに解説します。
23日、不同意わいせつ致傷の疑いで男の身柄が検察に送られました。男は今月20日、さいたま市のマンションの敷地内で、女子中学生の口を押さえ、引き倒すなどの暴行を加えた疑いがもたれています。男がマンションに侵入した手口が、「共連れ」です。
女子中学生がオートロックを解除したあと、扉が閉まる前にすり抜け、敷地内に入り込んだということです。その後、エレベーターで同じ階までついて行き、犯行に及んだとみられています。
ほかにも、今年8月には兵庫県神戸市のマンションで住人の女性が男に刺され殺害された事件がありました。逮捕された男は共連れの手口でマンション侵入し、エレベーターの中で女性を襲ったとみられています。
さらに先月、東京・世田谷区で女性が刺され殺害された事件では逮捕・起訴された男が、女性が住むマンションに共連れで繰り返し侵入していたことがわかっています。
事件が相次ぐ中、街ではこんな声が聞かれました。
1人暮らしをしている20代の女性は「親に対策した方がいいんじゃないかと言われ、こまめに後ろを振り返るようにしている」。
ほかにも20代の会社員は「帰り道に後ろをついてこられることがけっこうある。暗い道でイヤホンをしないようにしている」と話していました。
では、共連れの被害をどうしたら防ぐことができるのか、考えていきます。
まずはAIを活用した取り組みです。千葉県船橋市の賃貸マンションの出入り口です。扉に貼られているのが「共連れ検知作動中」と記されたステッカーです。
このマンションは、最近新たにできた「共連れを検知するシステム」が導入されています。