2025年4月に広島県警で発足した「捜査支援分析課」は、防犯カメラ映像の分析を強化するために設置されました。所属する2人の巡査部長が、「リレー捜査」で窃盗事件に挑む一日に密着しました。【動画】防犯カメラ「リレー捜査」に密着
窃盗事件を捜査する神代勝平巡査部長と、砂田和也巡査部長は、捜査支援分析課の捜査員です。事件発生直後に、いち早く現場周辺の防犯カメラの映像を入手し、映像を「リレー形式」でつなぐことで、容疑者の動きを追跡して、特定に結びつけます。記憶に新しいのが、2025年4月に発生した府中町の殺人事件です。付近の防犯カメラの映像をつなぎあわせ、容疑者逮捕に結びつきました。
今回2人が捜査するのは、9月30日に広島市内で発生した、自転車の部品が盗まれた窃盗事件です。まずは、現場に一番近い場所にある防犯カメラの映像を確認しました。そこには『自転車に乗った白い帽子の人物』が映っていたといいます。2人は、その人物に注目しました。
■広島県警捜査支援分析課 神代勝平巡査部長
「(犯人像は)周りをみて人がいないかとか、確認してから犯行に及んでいるような感じです。」
■広島県警捜査支援分析課 砂田和也巡査部長
「(犯人は)南側に逃げていったので、そちら側の防犯カメラを探そうかなと。」
現場からおよそ80メートル南にあるドラッグストアの協力を得て、防犯カメラの映像を見せてもらいました。最初に注目した『自転車に乗った白い帽子の人物』が映っていないか探しますが、姿は確認できませんでした。
■広島県警捜査支援分析課 神代勝平巡査部長
「北に1本(道を)上がられりゃきついね。(時間が)かかりすぎよね。」
■広島県警捜査支援分析課 砂田和也巡査部長
「『映っていない』のも、きちんと資料になってくるので。次だったらこっち(に映っている)かなというふうに考えられるので。」
これまで神代巡査部長は「凶悪」事件、砂田巡査部長は「窃盗」事件の捜査を担当してきました。その経験も、捜査に生かします。
■広島県警捜査支援分析課 砂田和也巡査部長
「最初にすることは、防犯カメラの捜査になってくるので。期限もあるし、はやく集めないとどんどんなくなっていくので。短いものだと数日で消えてしまうので、なるべく早く多くのカメラを集めないといけないんですけど。」