元刑事・佐々木成三氏 警官の発砲事案、日本は「拳銃以下警棒以上がさす又しかない」テーザー銃に言及

元埼玉県警捜査一課刑事の佐々木成三氏が5日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。大阪府で警官が刃物を持って向かってきた男に発砲し、病院に搬送された男の死亡が確認されたことについてコメントした。

 大阪府河内長野市で4日午後7時ごろ、「包丁を持った血だらけの男が暴れている」と110番があり、駆け付けた警察官に刃物を持って向かって来たため警察官が発砲し、公務執行妨害と銃刀法違反容疑で男を現行犯逮捕した。府警によると男は銃弾が当たり、病院に搬送されたが死亡が確認された。他にけが人はいない。

 府警によると、男は成人とみられる。刃物を捨てるように警告したが従わず、河内長野署地域課の男性巡査部長(32)が上空に威嚇射撃した。男が向かって来たため、2発目を発砲し、男の左胸に命中した。府警は「発砲の要件を満たしていると判断されるが、詳細については調査中。亡くなられて非常に残念だ」とした。発砲に至る経緯や男の身元を調べている。

 羽鳥慎一アナウンサーが日本の警察官の武器について聞くと、佐々木氏は「米国の警察の友人に聞くと、日本の警察の武器があまりにも足りないと言うんですね。拳銃以下警棒以上がさす又しかないんですよ。このさす又っていうのは接近しなければ使えないものになりますし、容疑者に反抗を加えられる可能性も十分に考えられる武器になりますので、やはりこういった事案において警察官が拳銃の使用について躊躇してしまうということもあると思うんです」と指摘。そして「この時にある程度厳格な基準なんですけども、さらにその基準がハードルが低くできるようなテーザー銃、こういったものの武器の装備というのが治安の維持には、僕が現役の時代からずっと考えていましたね」と自身の考えを話した。

 テーザー銃は、米国の警察官が所持しているスタンガンの一種で、ワイヤー付きの電極を発射して、相手に電流を流して行動不能にする武器。

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