無資格で社会保険労務士業務疑い、税理士と行政書士を逮捕…大阪府警

社会保険労務士の業務を無資格で行ったとして、大阪府警は20日、税理士法人(大阪市中央区)の代表税理士(39)(大阪府東大阪市)ら2人を社労士法違反容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。府警は2022年4月~今年8月、約340件の業務を無資格で行い、約400万円の報酬を得たとみている。
捜査関係者によると、他に逮捕されたのは、同法人の従業員で行政書士(46)(大阪市住吉区)。2人は共謀し、6~7月、大阪府と東京都にある顧問先の3企業について、社労士資格がないのに従業員の労働保険料に関する申告書や還付請求書計4通を作成し、大阪労働局などに提出して報酬計4万円を受け取った疑い。
昨年10月、大阪府社会保険労務士会から情報提供があり、府警が同法人の事務所から資料を押収するなどして捜査を進めていた。報酬は1件あたり5000円~10万円だったという。
同社労士会は「社労士の制度は労使双方の権利を守り、福利厚生を支えるものだ。無資格者が業務を行えば、利用者の信頼を損ねるだけでなく、公益性を大きく傷つける」としている。

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