一色学容疑者約2カ月で38件・被害400万超…スーツ姿の72歳男がデパートの裏口を狙った手口

全国のデパートなどのバックヤードに侵入し、窃盗を繰り返していたとして、警察は住所不定・無職の一色学容疑者(72)を逮捕し、38件の“窃盗”と14件の“建造物侵入”を確認、うち7件を送致して事件が終結したと発表しました。

警察が確認した被害総額は405万1487円相当です。

犯行期間は今年1月2日から2月24日の間。

なぜ、この短期間に窃盗を繰り返すことができたのでしょうか。

その手口とは―。

一色容疑者の逮捕のきっかけとなった事件は2月4日、福岡市中央区にあるデパート「大丸福岡天神店」で起きました。

警察によりますと、一色容疑者は午後3時55分から56分の間にバックヤードに侵入し、43歳の女性ら3人の財布や現金など合わせて11万円相当を盗んだということです。

被害届を受けて防犯カメラなどを調べたところ、一色容疑者の関与が浮上し、窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕に至りました。

事件が広がったのは逮捕後の調べでした。

一色容疑者が持っていたキャリーケースから、「8つの財布」と「他人名義のカードなど92枚」が発見されたといいます。

警察が余罪を調べたところ、大丸の事件を含めて、今年1月から2月にかけて38件の窃盗事件が確認できたということです。

エリアは東京都や大阪府など、10の都府県にまたがります。

また、一色容疑者は犯行時、スーツにワイシャツ、ネクタイ姿だったことから、従業員を装っていたとみられています。

狙ったのは「無施錠のバックヤード」でした。過去にデパートで働いていたこともあり、警察はその時の経験を悪用したとみています。

警察の調べに対して一色容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

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