琵琶湖に浮かんでいたのは「55歳・資産家男性の遺体」…【犯人は半グレでも、ヤクザでもない】防犯カメラが捉えた「2人の男女」の正体(令和6年の事件)

滋賀県の琵琶湖で見つかった不動産会社社長の遺体。犯人はヤクザでも半グレでもなく、被害者にとって「身近な人物」だった。【写真】この記事の写真を見る(2枚)警察の捜査によって浮き彫りとなった「その正体」とは? 令和6年に滋賀で起きた事件の発端に迫る。なおプライバシー保護のため、登場人物はすべて仮名である。(全2回の1回目/ 続きを読む )

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琵琶湖に夜釣りにやって来た男性(当時35)は釣り具を持って、膝下まで水が浸かる位置に入って行った。すると胸の高さぐらいある岩の下で、人の足のようなものが見えた。

「ヒィーッ!」

 怖いと思ったが、恐る恐るライトを照らすと、紺色の上着に灰色のシャツ、下はトランクスに靴下という格好で、短髪の中高年男性が静かに波に揺られて浮遊していた。

「湖の岩場に男性の遺体が浮いています!」

 釣り客の男性の110番通報で、その複雑奇怪な事件は幕を開けることになった。

 近くの砂浜でズボンと財布が発見され、財布には免許証が入っており、身元が判明。現場から70キロほど離れた地方都市に住む不動産会社社長の三輪芳秀さん(同55)と分かった。
三輪さんの自宅には防犯カメラが取り付けられており、遺体発見の2日前から不審な男女が出入りしている様子や遺体発見当日未明に三輪さんとみられる男性の遺体を家の中からズルズルと引っ張って、車に乗せて走り去った男の姿まで写っていた。

 その後、警察は三輪さんの会社名義のキャッシュカードを使って合計400万円を不正に引き出した男女の存在を突き止めた。

 それが現役ソープ嬢の星川麻衣(同27)と常連客の佐藤源次(同45)だった。

 警察は2人を窃盗容疑で逮捕した。麻衣は「三輪さんを殺したのは佐藤さんの単独犯行。私は事情を知らずにキャッシュカードだけ渡され、金を引き出すように言われた」と述べた。

 一方、佐藤は「すべて1人でやった。三輪さんの首を絞めて殺した。死体遺棄の場所は自分で検索して決めた」などと述べた。

 だが、防犯カメラには2人そろって家に侵入している映像が残っており、三輪さんの爪の間から麻衣のDNAが見つかったことなどから、2人の共犯と断定。佐藤と麻衣を強盗殺人や死体遺棄の疑いで再逮捕した。

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 殺人を計画したソープ嬢の月収は、なんと月収250万円ーー。彼女が資産家男性を殺害しなければいけなかった理由とは……。

「借金2400万円」「使い道は…」月収250万円の風俗嬢(27)が「常連客を洗脳してまで」資産家男性を殺害した理由(令和6年の事件) へ続く

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