トラブル相手側の男子中学生を乗用車内に監禁し暴行を加えたなどとして、埼玉県警少年課などの合同捜査班は14日までに、生命身体加害略取や監禁、傷害の疑いで、県北部を拠点としていた非行少年グループ「黒龍会」のメンバーで15~17歳の少年5人を逮捕した。他事件を合わせて5人を含めた11人のメンバーがすでに逮捕されており、同グループは9日、本庄署に解散届を提出した。不良グループ“旺成会”2人を逮捕…暴力団に連れられ出頭、解散届出す 不良会社員も捕まり住吉会「迷惑」
逮捕容疑はそれぞれ氏名不詳の者らと共謀し5月24日夕方から夜にかけて、深谷市内の公園でトラブル相手の友人だった深谷市の男子中学生(14)を乗用車に監禁して上里町内の民家敷地内や公園まで連行した上で暴行するなどした疑い。男子中学生は全身に打撲などの重傷を負った。県警は共犯事件のため認否を明らかにしていない。
同課によると、同グループは今年3月に結成し、約30人で県北部などで暴走行為などをしていた。メンバーは事件前にも他人に因縁をつけたことをきっかけに傷害や恐喝、パトカーに投石をするなどの公務執行妨害や器物損壊事件を起こしていた。その後の捜査で指定暴力団稲川会傘下組織幹部の男(45)=群馬県高崎市=が同グループの後ろ盾だったことが判明。県警は今月2日、男を傷害ほう助の疑いで逮捕した。
県警は10日、事件との関連を捜査するため、東京都港区の稲川会本部事務所を捜索した。