「東京で無差別殺人を起こせば射殺されるか死刑になり死ねると思った」。富山で逮捕された男はこう語りました。「生活苦で死にたいと思っていた」という容疑者。どのような人物だったのでしょうか。【画像】秋葉原通り魔事件を意識か 東京で無差別殺人企てた疑いで50代男逮捕・送検
2008年に起きた「秋葉原通り魔事件」。7人が死亡、10人が重軽傷を負ったこの凄惨(せいさん)な無差別事件を“意識していた”と警察はみています。
富山県在住の無職、毛利勝己容疑者(53)。殺人予備の疑いで逮捕されました。
殺人予備罪は、人を殺す目的で凶器を準備した、などと認められた場合に成立する犯罪。警察によると、毛利容疑者は、東京都内で無差別殺人をしようと考え、準備をしたとみられています。
きっかけは、富山県警に入った「不特定多数の殺人を企てている人がいる」という情報でした。
この情報をもとに、警察官が毛利容疑者の自宅を訪ねたところ、リュックサックにナイフ1本が入っていたため、逮捕したということです。
犯行計画について“知人に伝えていた”という毛利容疑者。
東京には、高速バスで向かおうとしていたとみられ、捜査関係者などによると、バスは片道のみで予約していたといいます。
毛利容疑者(53)
「物価高による生活苦で死にたいと思っていた」
毛利容疑者を知る、近所の人は…。
近所の人
「昼間この時間帯は動かない人。草取りを頼もうと声かけても『僕病気なんで。入退院を繰り返してるんで』と、『あらそう大変だね。気をつけてね』って。(Q:どんなイメージ?)温厚に見える、一見は。ちゃんと歩けるし、時たま黒いリュックにいっぱい荷物入れて、息切れしながら汗かきながら、(私が)『休みなよ、水飲みなよ』って言ったら、『あ、あ、』みたいな感じ」
最後に見かけたのは、先月。段差に腰掛けていたといいます。
近所の人
「ここに腰掛けているのを見かけて。黒い膨らませたリュックに(上下)黒、全部黒でしたね。ゆとりのあるしゃべり方、暮らし方ではないなと」