SNSで知った「キメセク」 覚醒剤の幻覚症状で警察署に自首した男 交際相手の男性は【法廷取材】

覚醒剤を使用した罪に問われている30代の男の裁判が長崎地裁で行われている。男は『キメセク』という隠語をSNSで見たことをきっかけに、覚醒剤を使うようになったと法廷で述べた。【写真を見る】SNSで知った「キメセク」 覚醒剤の幻覚症状で警察署に自首した男 交際相手の男性は【法廷取材】■自宅アパートで覚醒剤注射

覚醒剤取締法違反の罪に問われているのは、長崎市宿町に住む当時飲食店従業員だった男(38)。

男は今年2月、自宅のアパートで覚醒剤を所持し使用した罪に問われている。

■「キメセク」という言葉をみて興味を持った

6月23日に長崎地裁で行われた被告人質問の中で、男は2024年秋ごろ、SNSで『キメセク』という言葉を見て興味を持ったことが覚醒剤使用のきっかけだったと述べた。

『キメセク』とは、違法な薬物を使用しながら行う性行為のことで、薬による酩酊状態、いわゆる「キマっている状態」で行うことを指す隠語だ。

■「逃げたかった」「性的快感を」

男は逮捕されるまでの約1年半、繰り返し覚醒剤を使用しており、「現在・現状から逃げたかった」「使うと気分が高揚したりする。性的快感を得たりしたこともありました」などと薬にのめり込んでいった経緯の一端を話した。

裁判には弁護側の証人として男の交際相手である男性が出廷。交際期間は約18年に及び覚醒剤を使用していた時期も含まれる。しかし交際相手の男性は「全く気付かなかった」と述べた。

■副作用の幻聴…突然の自首で逮捕

男が逮捕されたきっかけは自らの自首だった。覚醒剤の副作用による強烈な幻覚や幻聴の症状に襲われ、「警察が来ている」「逮捕される」という思い込みから警察署へ駆け込んだという。判決は7月上旬に言い渡される予定だ。

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