パートナーとの関係を維持するために妊娠を偽装し、最終的に妊婦とその未出生の子どもを惨殺するという、全米を震撼させたテイラー・パーカーの事件。この凄惨な事件の全貌と、彼女が重ねてきた数々の嘘が、米Netflixで配信が開始された真実の犯罪(トゥルークライム)ドキュメンタリー『Maternal Instinct(原題)』で詳細に描かれ、多くの視聴者が衝撃を受けている。作中では、パーカーがパートナーと共に参加した、カウボーイをテーマにした大がかりなマタニティフォト(妊娠中の記念写真)の撮影風景も映し出されている。【画像】「本当に妊娠しているように見えた」ネット震撼!殺人犯が撮影した偽マタニティフォト※この記事は『Cosmopolitan UK』の翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載しています。
ドキュメンタリーの配信後、そのマタニティフォトを撮影したカメラマンのケリー・メイ・メイは、パーカーの恐ろしい本性を一切知らなかったにもかかわらず、ネット上で激しい誹謗中傷(トロール行為)にさらされることとなった。これに対し、ケリーはTikTokを通じて、この「邪悪な」殺人犯と出会った当時の体験を語り、自身の立場を明らかにしている。まずケリーは、被害者の遺族が経験した深い苦しみに対して心からの謝罪を述べた上で、「カメラマンとしての視点から言うと、彼女はとても普通に見えたし、非常にハッピーで陽気な人だった」と当時を振り返る。
「彼女は決して奇妙な様子を見せず、撮影には彼女の娘やボーイフレンドも同行していた。本当に出産間近の妊婦のように見えたし、あえてお腹を疑って見るようなこともしなかった」とケリーは語る。パーカーの逮捕が公表されると、ケリーが妊娠偽装を知る由もなかったにもかかわらず、ネット上には多くの憎悪の言葉が寄せられた。最終的に事件の裁判に証人として出廷することになった彼女は、「私の受けた苦しみなんて、遺族が経験したことに比べれば何でもないはずだ」と、遺族への寄り添いの言葉で締めくくっている。