犯罪被害者を社会全体で支えるには 神戸で公開講座 遺族が思い語る/兵庫県

兵庫県内の犯罪被害者支援について広く知ってもらおうと、兵庫県神戸市で4日、公開講座が開かれました。
この公開講座は、ひょうご被害者支援センターが開いたもので、会場には、犯罪被害者支援に携わる県の担当者や関係者のほか、被害者支援に関心を持つ一般の受講者など、約30人が参加しました。

この中で2010年、神戸市北区で当時高校2年生の息子を殺害された堤敏さんが登壇しました。

この事件で、当時17歳だった男は11年後に逮捕され、2025年10月、懲役18年の判決が確定しています。
堤さんは、突然家族を失った悲しみに加え、事件後、SNS上での誹謗中傷にも苦しめられたことを明かし、犯罪被害者や遺族を社会全体で支える必要性を訴えました。

堤敏さん
「事件やその犯行、息子が受けた傷、それらを思い出すと、今でも胸が詰まって息苦しくなる思いがします」

ひょうご被害者支援センター 遠藤えりな事務局長
「周りにいる人が少しでも社会の中で支えていける存在に、ひとりでも多くなってもらえたらと思っています」

参加者は、犯罪被害にあった人やその家族を地域でどう支えていくべきか、改めて考えていました。

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