【未解決】「悔しさと怒り」被害者の夫が訴え 25年前の若松主婦殺人「どんなに小さな違和感でも」

北九州市若松区で、当時34歳の女性が何者かに殺害された事件は、未解決のまま25年が経ちました。女性の夫がFBSに手記を寄せ「あの日から一歩も前に進めていない」と、苦しい胸の内を明かしました。【画像】娘のために、あの日から 25年前の若松主婦殺害事件 解決を願い続ける82歳の母『私たち遺族も年老いました。体は衰え、あと何年、生きられるだろうか、自分たちが生きているうちに真実を知ることができるのだろうかという焦りと不安が押し寄せる毎日です』

夫がつづった悲痛な思い。

妻の関岡晴美さん(当時34歳)は25年前、突然、命を奪われました。

事件は今も、未解決のままです。
2001年6月29日。推定発生時刻は午前10時前後。

北九州市若松区青葉台南の自宅で、晴美さんは、何者かに胸や背中などを刃物で刺され殺害されました。

事件当日、現場から3キロほど離れたスーパーのATMでは、何者かが晴美さんのカードで現金およそ50万円を引き出していたことが分かっています。
■晴美さんの母・永野弘子さん
「25年たちました。何か情報がありましたら、若松署にお願いします。」

晴美さんの母、永野弘子さん(82)。

事件発生から25年たった6月29日、永野さんは街頭に立ち、情報提供を呼びかけました。

■永野さん
「長いようで、あっという間の25年だった気がします。これを最後にしたいなという気持ちも持っております。犯人が一日も早く捕まることが願いです。」
晴美さんの夫はFBSにメールで手記を寄せ、25年間の苦しい胸の内を明かしました。

『世間にとっては、大昔の事件かもしれません。 しかし、私たち家族にとっては、あの日から一歩も前に進めていない、現在進行形の苦しみです。年月がたつにつれ、事件が忘れ去られていくことが何より恐ろしい。犯人がどこかで平然と暮らしているかもしれないと思うと、悔しさと怒りで胸が張り裂けそうになります』
晴美さんには、当時8歳の娘と4歳の息子がいて、夫と家族4人で幸せな日々を送っていました。

遺族にとって、25年という長すぎる年月。

『あの日、まだ小さかった子どもたちも今ではすっかり成人し、立派な社会人になりました。しかし、ただ悲しみに暮れることさえ許されない日々でした。学校でも社会でも、事件の影がつきまとい、そんな冷たい視線にさらされることがなにより不憫で、理不尽さが悔しかった』
遺族が願うのは、たった一つ、犯人の逮捕です。

『どんなに小さな、記憶の片隅にあるような違和感でも構いません。25年たったいまだからこそ話せることもあるはずです。どうか警察に情報を寄せてもらいたい』

遺族や警察は、事件に関する情報提供を呼びかけています。連絡先は若松警察署で、電話番号は093-771-0110です。

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