神戸市長田区で2017年9月、指定暴力団「任侠(にんきょう)山口組」(現・絆會(きずなかい))関係者が射殺された事件で、兵庫県警は23日、指名手配していた指定暴力団「神戸山口組」系組員の菱川龍己容疑者(50)を殺人容疑などで逮捕した。山口県内で確保した。捜査関係者への取材でわかった。
県警によると、菱川容疑者は17年9月12日午前、同区の路上で、神戸山口組からの離脱勢力で結成された任侠山口組の金禎紀(通称・織田絆誠(よしのり))代表(当時)の警護役だった男性(当時44歳)を射殺した疑い。銃撃後、バイクで逃走していた。
県警は、現場の遺留物などから菱川容疑者が関与したと判断し、殺人容疑で逮捕状を取って指名手配。神戸山口組の分裂を巡る抗争とみて菱川容疑者の行方を追っていた。ほかにも複数人が事件に関与したとみて、捜査を進めている。